山口組組長は誰なのか?2026年最新の司忍・歴代組長と組織の実態を徹底解説
2026年10月現在、六代目山口組の組長は司忍(つかさ・しのぶ)、本名・篠田建市(しのだ・けんいち)です。2005年7月に六代目組長へ就任して以来、長期にわたって組織のトップを務めています。警察の公開資料でも、六代目山口組の代表者として篠田建市の名前が記載されています。
山口組を理解するうえでは、現在の組長だけでなく、歴代組長の交代、司忍と弘道会・高山清司の関係、直参・舎弟・若中から成る組織構造、2015年に始まった分裂抗争の経緯を押さえる必要があります。さらに、指定暴力団や特定抗争指定暴力団等という制度を知ることで、組織の位置付けと社会への影響も理解しやすくなります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の組長:2026年10月時点で、六代目山口組の組長は司忍(篠田建市)。2005年7月に就任した。
- 組織の特徴:組長の下に直参と呼ばれる直系組長らが位置し、舎弟・若中などの序列も組織運営に関係する。
- 最新情勢:警察庁の2026年公表資料では、六代目山口組と神戸山口組などの対立に伴う特定抗争指定が継続している。
【2026年最新】山口組組長は誰?司忍の現在と組織の実態
山口組組長について検索した際、まず区別したいのが、山口組全体のトップと、傘下組織の組長です。一般に「山口組組長」と呼ばれるのは、全国規模の組織である六代目山口組の最高位に立つ人物を指します。
現在の組長は司忍です。警察資料では本名の篠田建市で記載されることもあります。司忍は2005年7月に六代目山口組の組長へ就任しました。2026年に公表された警察関係資料でも、六代目山口組の代表者は篠田建市とされています。
組織の拠点事務所所在地については、警察資料で兵庫県神戸市灘区が挙げられています。ただし、拠点の所在地と、組織の活動範囲は同じ意味ではありません。山口組は傘下組織を各地に持つ構造であり、神戸市だけを活動地域とする団体ではありません。
構成員数にも注意が必要です。警察庁の資料に基づく2026年更新の県警資料では、2025年末時点の六代目山口組の構成員は約3,100人とされています。これは組長個人や直参だけの人数ではなく、組織全体の構成員数に関する統計です。
また、暴力団情勢を読む際には、構成員と準構成員等を分けて考える必要があります。警察庁による2025年末の全国集計では、暴力団構成員及び準構成員等の総数は約1万7,600人で、内訳は構成員約9,400人、準構成員等約8,200人でした。こうした数字は調査時点や集計区分によって変動するため、記事や報道を比較する際には基準日も確認することが大切です。

【司忍の経歴】2005年7月の組長就任と弘道会・高山清司の関係
司忍の経歴を理解するうえで欠かせないのが、名古屋を基盤とした弘道会との関係です。司忍は弘道会の初代会長として組織を率い、山口組内部で地位を高めていきました。六代目体制への移行は、単なる組長交代ではなく、弘道会をめぐる人事とも深く結び付いていました。
2005年の就任前後には、司忍と高山清司の間で重要な人事上の動きがありました。公表されている経歴資料によると、司忍は同年3月に弘道会の後継を当時の若頭だった高山清司に譲り、自らは二代目弘道会総裁に就任しました。同時に弘田組組長を名乗り、5月には五代目山口組の若頭に就任。その後、7月に六代目山口組組長となりました。
この経緯から分かるのは、山口組の組長就任が、組織内の役職や後継者人事と切り離せないという点です。司忍は山口組のトップになる前から弘道会を率いており、高山清司はその後継者として弘道会を引き継ぎました。高山は六代目体制の発足後、山口組の若頭を務め、組織運営における重要人物となりました。
ただし、組長と若頭は同じ役職ではありません。組長が組織の最高位であるのに対し、若頭はその下で組織運営を担う重要な役職です。高山清司が長年にわたり若頭を務めたことは、六代目体制を理解するうえで重要ですが、組長と若頭を同一視するのは正確ではありません。
高山清司をめぐっては、2025年の報道で、長年務めた若頭の座を退き、相談役に就任したことが伝えられました。後任の若頭には弘道会の竹内照明が就いたと報じられています。日刊ゲンダイDIGITALや週プレNEWSなどの報道は、この人事を六代目体制の転換点として取り上げました。
したがって、2026年の山口組情勢を読む際には、司忍が組長であることに加え、高山清司が若頭を退いた後の役職配置にも目を向ける必要があります。ただし、報道される人事の背景や後継構想に関する見方と、正式に確認された役職・事実は分けて理解することが重要です。
【歴代組長】初代・山口春吉から六代目・司忍までの変遷
山口組は1915年に初代組長の山口春吉が率いる組織として始まり、その後、複数回の代替わりを経て現在の六代目体制に至っています。歴代組長を整理すると、組織の歴史だけでなく、継承が円滑に進まなかった時期も見えてきます。
| 代 | 組長 | 主な在任時期 | 歴史上の位置付け |
|---|---|---|---|
| 初代 | 山口春吉 | 1915~1925年 | 山口組の創設者 |
| 二代目 | 山口登 | 1925~1942年 | 初代の後を継いだ組長 |
| 三代目 | 田岡一雄 | 1946~1981年 | 組織が全国的に拡大した時代の中心人物 |
| 四代目 | 竹中正久 | 1984~1985年 | 就任後、抗争の激化に直面した組長 |
| 五代目 | 渡辺芳則 | 1989~2005年 | 司忍への代替わり前の組長 |
| 六代目 | 司忍(篠田建市) | 2005年7月~ | 2026年現在の組長 |
※在任時期は歴代組長に関する公開資料に基づく概略です。三代目の退任後や四代目の死去後などには、代行者が置かれた時期があり、組長の代替わりが常に連続していたわけではありません。
歴代組長の中でも、三代目の田岡一雄は、山口組の規模拡大を語る際に取り上げられる人物です。一方、四代目の竹中正久の時代には、組織間の抗争が深刻化しました。組長の交代は、単に呼称が変わるだけでなく、組織内部の力関係や傘下団体との関係に影響する局面でもありました。
五代目の渡辺芳則から六代目の司忍への交代は2005年に行われました。司忍の就任時期を「2005年7月」とする情報は、公開されている経歴資料や報道で広く確認できます。歴代組長の在任期間を比較する際には、正式な就任と代行期間を混同しないことが大切です。

【組織構造】直参・舎弟・若中と山口組組長の違い
山口組の組織構造を理解するには、「組長」「直参」「舎弟」「若中」という用語の違いを押さえる必要があります。これらはすべて同じ意味ではなく、組織内の立場や上下関係を示す言葉です。
組長:六代目山口組全体のトップを指します。現在は司忍がこの地位にあります。傘下の直系組織を含めた組織全体の最高位に立つ存在です。
直参:山口組のトップに直接つながる直系組織の組長を指す呼称です。一般に「直参組長」とも呼ばれ、それぞれが自身の傘下組織を率いています。直参組長は山口組全体の組長とは別の立場であり、両者を混同してはいけません。
舎弟:組織内で弟分に当たる関係や、その立場にある人物を指します。親分・子分の関係を基盤とする組織文化に関係する用語です。
若中:組長の子分に当たる立場を示す用語です。組織内の序列や人間関係を表す言葉として使われます。
ここで注意したいのは、直参・舎弟・若中を、一般企業の役職のように単純な階級表へ置き換えられないことです。直参は傘下組織の長という立場を示す一方、舎弟や若中は組織内の関係性を表す側面が強く、役職名と個人的な序列が必ずしも同じ軸に並ぶわけではありません。
また、山口組本体の人数と、傘下組織まで含めた全体の勢力も区別する必要があります。山口組本体における組長や直参らの人数だけを見ても、各直参が率いる組織の構成員数までは分かりません。警察の勢力統計では、どの範囲を集計した数字なのかを確かめることが重要です。
つまり、「山口組組長と直参組長の違い」は、前者が組織全体のトップであるのに対し、後者はその下に位置する直系組織のトップである点にあります。ニュースで個人名と肩書が並んでいる場合には、その人物が山口組全体の組長なのか、傘下組織の組長なのかを確認すると、報道内容を正しく理解できます。
【分裂の経緯】神戸山口組と特定抗争指定暴力団の現在
山口組の現在を考えるうえで大きな転換点となったのが、2015年8月の分裂です。警察庁の過去の警察白書によると、六代目山口組から直系組長13人が離脱し、神戸山口組を結成しました。その後、両団体の対立が深まり、各地で発砲事件や傷害事件などが発生しました。
さらに2017年4月には、神戸山口組の傘下組織の一部が離脱して任侠山口組を結成しました。同団体は2020年に絆會へ名称を変更しています。山口組をめぐる分裂は、単純に二つの組織が対立したというだけではなく、離脱や再編を通じて複数の団体が関係する状況へと広がりました。
六代目山口組と神戸山口組については、対立抗争に伴う危険性を受け、2020年1月に特定抗争指定暴力団等に指定されました。その後、六代目山口組と池田組の対立、六代目山口組と絆會の対立についても、それぞれ2022年12月、2024年6月に特定抗争指定暴力団等としての指定が行われています。
警察庁が2026年に公表した2025年の暴力団情勢資料では、六代目山口組と神戸山口組の指定は2020年1月から継続中とされ、警戒区域は9府県17市町に及びます。また、六代目山口組と池田組の指定は7府県8市、六代目山口組と絆會の指定は8府県11市が警戒区域として記載されています。これらは同資料の2025年末時点の情報であり、最新の指定状況を判断する際には、その後の変更も確認する必要があります。
2025年には、六代目山口組側による抗争終結宣言が報道されました。しかし、組織側の宣言と、公安委員会による行政上の指定解除は別の手続きです。警察庁の2026年公表資料では、2025年末時点で各対立関係に関する指定が継続しているとされています。宣言が出たという情報だけで、指定が解除されたと判断することはできません。
特定抗争指定暴力団等の制度では、指定された対立関係に対し、警戒区域や期間を定め、事務所への立入り、対立する組員へのつきまとい、多数での集合など、法律で定められた一定の行為を禁止します。制度の目的は、抗争に伴う市民への危害を防ぐことにあります。
このため、山口組の分裂を扱うニュースでは、「抗争終結の報道があったか」と「特定抗争指定が解除されたか」を別々に確認することが重要です。組織側の発表だけでは、法的な規制や警戒区域の状況までは判断できません。

【暴力団対策法】指定暴力団とは?山口組をめぐる制度と社会的影響
山口組は、暴力団対策法に基づく指定暴力団です。同法の正式名称は「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」で、1992年3月に施行されました。暴力団による不当な要求などを抑止し、市民や事業者の安全を守ることを目的とした法律です。
指定暴力団とは、法律に定められた要件を満たし、都道府県公安委員会から指定を受けた団体を指します。指定に当たっては、構成員の犯罪歴に関する要件、暴力団の威力を利用した犯罪行為、代表者の統制下にある階層的な組織構造などが関係します。
ここで誤解されやすいのが、「指定暴力団」という名称は、組織の合法性や活動を認める許可を意味するわけではないという点です。指定は、法律に基づく規制の対象として団体を特定する制度です。指定を受けた団体が、一般企業のように公的なお墨付きを得たという意味ではありません。
指定を受けると、暴力的な要求行為などに対して中止命令を発出するなど、法律に基づく対応が可能になります。特定抗争指定暴力団等の制度は、こうした暴力団対策法の枠組みの中で、特に危険性の高い対立抗争から市民を守るために運用されています。
警察庁の2026年公表資料では、2025年末時点で全国の暴力団構成員及び準構成員等は約1万7,600人となり、減少傾向が続いています。一方、六代目山口組をはじめとする主要団体は、暴力団全体の勢力に占める割合が依然として大きく、分裂した団体を含む関係組織の動向も警察の対策対象となっています。
数字が減少しているからといって、暴力団による不当要求や犯罪の危険性がなくなったわけではありません。市民や事業者にとって重要なのは、団体の規模だけで判断せず、暴力団の威力を背景とした要求や取引への介入に注意することです。トラブルに巻き込まれた場合には、相手と直接交渉しようとせず、警察や暴力追放運動推進センターなどの相談窓口に相談することが基本となります。
【山口組組長】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在の山口組組長は誰ですか?
A1:2026年10月時点で、六代目山口組の組長は司忍(本名・篠田建市)です。2005年7月に六代目組長へ就任しました。2026年に公表された警察関係資料でも、代表者は篠田建市とされています。
Q2:司忍と高山清司はどのような関係ですか?
A2:司忍は弘道会の初代会長を務め、2005年3月にその後継を高山清司に譲りました。高山は六代目山口組の若頭を長年務めましたが、2025年には若頭を退き、相談役に就任したと報じられています。組長と若頭は異なる役職です。
Q3:山口組と神戸山口組は同じ組織ですか?
A3:別の団体です。2015年8月に六代目山口組から離脱した直系組長らが神戸山口組を結成しました。両団体は対立抗争を背景に、2020年1月から特定抗争指定暴力団等として指定されています。2025年末時点では指定が継続しており、組織側の抗争終結宣言と行政上の指定解除は区別する必要があります。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
2026年10月現在、山口組の組長は司忍(篠田建市)です。2005年7月の就任から現在まで六代目体制が続いており、弘道会と高山清司の関係、直参を中心とした組織構造、2015年の分裂とその後の対立抗争が、現在の山口組を理解するための主要な論点となっています。
【プロの結論】山口組をめぐるニュースを正しく読むには、人物名だけでなく、役職、組織の範囲、発表の主体、情報の基準日を確認することが欠かせません。「組長」と「直参組長」、「若頭」と「組長」、「抗争終結の宣言」と「特定抗争指定の解除」は、それぞれ異なる意味を持っています。
今後の情勢を追う際には、警察庁の警察白書や暴力団情勢資料、各都道府県警察の指定状況、信頼できる報道機関による人事・抗争関連の報道を照らし合わせることが有効です。とりわけ、構成員数や指定状況は公表時点によって変わるため、古い記事の数字をそのまま2026年の最新情報として扱わないことが重要です。
山口組の実態を理解するうえで大切なのは、組織の歴史や序列を知るだけでなく、暴力団対策法による規制と市民生活への影響まで視野に入れることです。公開された公的資料を軸に、組織側の発表と行政上の事実を分けて読む姿勢が、今後の動向を見誤らないための判断基準になります。 (出典: 山口組 組長(Yahoo!ニュース))